Vision私たちの想い
大田区から世界に発信するベンチャー企業です。
脱炭素社会の実現に向け、私たちの想いは「CNF複合素材」の実現です
私たちは世界に誇る日本の最先端素材であるセルロースナノファイバー(CNF)を、樹脂(PPやPE等)内にナノの構造を維持したままで均一分散させ、世界で初めて「材料革命」ともいえる「鉄の5倍の強度」を持った新素材を作り出す技術、『ナノ化均一分散混錬技術』を核として事業展開を行う研究開発型企業です。
CNFCNFとは

CNFの主な特徴
◎原料であるセルロースは、あらゆる植物資源から抽出可能
◎何度もリサイクルが可能
◎自然界の微生物によって分解
◎CNFは化石燃料由来の素材の代替として
◎SDGsへの貢献が期待される循環型素材
Technology弊社がめざしている技術
水溶液中のCNFを使い、ナノを保ちながら、CNFの本来の構造であるネットワーク形成を生かした混錬法を構築しています。現在「ラボ用実験機」の製作中です。その結果、熱可塑性溶融樹脂(PP等)中において均一分散を行うことで、CNFを用いた補強が完成し、PP樹脂等に構造変化を促し、引張強度や弾性強度、衝撃強度を飛躍的に向上させることを目標にしております。(特許出願済)
研究の目標は
例えば、【PPの強化素材】と【バイオPEの強化素材】です。
CNFをPPに均一分散させることにより鉄の代替品が可能とみています。最大のマーケットは自動車の車体ですが、耐熱性や安全性等、課題も多く一歩一歩着実に研究を積み上げて行かなければなりません。
CNFがナノサイズのネットワーク形成を保持して樹脂の中に均一に分散すると、ベース樹脂がプラスチックでなくなり、鉄の強度の5倍と言う驚異的な「新素材」に生まれ変わり、そのことにより大きな市場が生まれます。

世界初、材料革命に匹敵するオンリーワン技術(特許出願済)
日本が誇る植物のセルロースからつくられた最先端素材である「セルロースナノファイバー(CNF)」を、ナノサイズ(10億分の1メートルの単位)の状態で各種樹脂に均一分散させる技術は確立されていません。
弊社は長年の研究開発の結果、ナノサイズで且つ、三次元的なネットワーク構造の状態を保ったままで、熱可塑性溶融樹脂(PP等)中において均一分散を行うことで、CNFを用いた補強が完成し、樹脂等に構造変化を促し、引張強度や弾性強度、衝撃強度を飛躍的に向上させることが可能になり、ナノファイバーが持っている鉄の5倍の強度を引き出す技術の構築を実現しました。